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イベントレポート

2016年10月02日
Most Clever Jimnist Cup 2016 第4戦 レポート


いよいよファイナル!果たして王冠は誰の手に?

泣いても笑ってもこれが最後!2016年シリーズの勝者が決まる!
天気にも恵まれた第4戦、出場者はエキスパート14名、ビギナー4名の、計18名。果たして王冠は誰の手に?

▼続々と集まる選手たちのジムニー。

▼前回に比べてよりコースが長い。選手たちの下見も念入りだ。緊張が漂う…。



▼…とはいえ、やっぱりどこか楽しそうなMCJ参加選手たち。




受付が終わり、開会式及び競技説明が始まる。

今回初めて参加するビギナー選手もいらしたので、いつも以上に詳しく、より丁寧に競技説明を行う。
ファイナル戦の獲得ポイントは『2倍』となるため、前回までの成績に加え、
今回の成績によっては逆転もありうる大チャンス!素晴らしい秋晴れの中、第4戦スタート!

▼K-PRODUCTS代表、並びに競技委員長である小野勝重氏より大会説明


★トライアルセクション

今回のトライアルセクションはビギナー・エキスパート共に3sec。
ビギナーのセクションには特に変化はないが、エキスパートクラスのトライアルはいつもよりも距離の長いコース。
そのため、設けられている制限時間も3分から5分に延長されている。この変化が大番狂わせの一因となるか?

<ビギナークラス:1sec>

派手なアップダウンは無いもの、コース幅は狭め、尚且つカーブの角度が急なため、いかに減点を最小に抑え、切り返しをするかがポイント。油断は禁物!冷静に、冷静に。

▼第一走者の吉岡選手。タイヤの道筋をしっかりと確認。


▼第二走者、三好選手はスピードがある走行。1:42:50で好タイム。


▼続く内田選手、結城選手ら惜しくも中盤でポールタッチ。結城選手は今回初参加!


<ビギナークラス:2sec>

今度は1secと打って変わりアップダウンや角度の付いた箇所が多いコース。慎重なだけでは前に進めないが、ルートを誤れば痛い減点となる。道を見つけられるか?

▼スタートしてすぐにカーブ。谷を進む。

▼山を中心に一回りし、来た道を帰る。基礎基本が重視されたTHEトライアルなコース。

▼初参加結城選手も緊張がほぐれたのか、好調に進む。この回2位通過。

<ビギナークラス:3sec>

スタートしてすぐの池、からの細かいモーグル。
道の幅は1sec2secに比べてそれほど狭くはないが、欲を出しすぎると思わぬところで落とし穴があるかも。
細やかなアップダウンと路面の状態に合わせて、冷静に対処できるかどうかカギとなる。

▼思うようには進まないコース。どこをどう進むかを決めて…。

▼いつもの調子が出なかったのか、内田選手悔しい減点が続いた。ダートに期待!


<エキスパートクラス:1sec>

先程も記述したが、今回のコースはスタートからゴールまでの道のりが長い。途中で躓けば時間ばかりがかさんでしまい、けれどコースの障害はいくつも後半にも張り巡らされている。…しかしそこはエキスパートクラス。素晴らしいクリアを生み出してきた選手たちも、気合十分だ。
さて、この1secはAREA-D奥側の傾斜がきついコース。左から回って一番下まで降り、そこから折り返しで斜面を駆け上がる。さて、お手並み拝見!

▼ファイナルのエキスパート第一走者は矢嶋選手。どう出るか?

▼ゴールすぐ手前の狭いカーブとモーグルが難所。何台ものジムニーが足止めされた。


▼新保選手、歓声が上がるほどのナイスクリア。この回38:21で一位通過。お見事!


▼この回平均タイムはおよそ58:90。上位と下位で大分タイムの違いが出た。


<エキスパートクラス:2sec>

2secも斜面が険しい。コース幅は広く取られており、どういったルートで進むかはある程度選手らに委ねられている。2sec奥側の一周するルートを超えて、帰り道にも油断は禁物。ギリギリを攻めるか、安心をとるか。

▼第一走者の矢嶋選手、絶好調!?驚異のカニ走りを見せる。

▼減点はいかに少なく抑えるかが勝負の分かれ目となった。









<エキスパートクラス:3sec>

お次は3sec。この日一番の難関コースとなった。結果から言ってしまえばかなり波乱のコースとなり、クリアした3人を除いて、他10人の選手がなんとDNF。その中にはゴールドゼッケンの3人も含まれている。慎重に行って減点との戦いとなるか、大胆に行って一か八かの勝負にかけるか…。この回は随分とヒヤヒヤする場面が多かった。

▼減点を何とか食い止め、見事クリアした新保選手(写真上)、伊藤選手(写真下)。

▼幾人もの選手が掘って掘って、ズルズルの斜面。これは後半組不利か?


スピードダート!

<4,5,6sec>

ここまで来たら特に何の説明も必要ないだろう。前半のミスを挽回しようとする逆転を狙う選手もいれば、このまま上位で逃げ切りたい選手もいる。そしてこれはシリーズ戦ファイナル、ここで上位に食い込めば、獲得ポイント2倍!最後の大一番だ!

▼ビギナーの選手らもファイナルにふさわしい好走を見せた。



▼エキスパートの面々。全力を振り絞って、ベストを尽くす。





▼さて、勝敗の行方はどうなるのか…!?







~ 結果発表 ~

今回の戦績は以下の通り。

【ビギナークラス】
1位 三好選手 2位 吉岡選手 3位 結城選手



前大会で3位だった三好選手、見事今回1位に輝いた。タイムの速さや道筋の正確さが決め手となった。2位の吉岡選手もシリーズを通して、特にトライアルの冷静な判断やリカバリー時の対応など、その腕前をめきめきと上げていったように思える。2人の今後に大きく期待しよう。
また、今回初参加で挑戦した結城選手、見事3位となった。後日秋のスクールにも参加してくれた結城選手だが、来年もぜひ上位を狙っていってほしい。

【エキスパートクラス】
1位 伊藤選手 2位 嶋貫選手 3位 矢嶋選手 4位 佐藤選手 5位 若杉選手 6位 古沢選手



1位に輝いたのは伊藤選手。難関のトライアルもオールクリアし、その強さをファイナルで見せつけた。ダートも1-5位以内をキープするなど安定した走りを見せ、素晴らしい成績を修めた。2位となったゴールド嶋貫選手と僅か2ポイント差だった、矢嶋選手。矢嶋選手も1sec目から他の追随を受けない走りを見せ、絶好調の走りを見せてくれた。来年度も是非激戦を繰り広げて欲しい。そしてそして、お待ちかねのシリーズ順位発表!

【MCJCUP 2016シリーズ結果発表】

1位 嶋貫選手 2位 新野選手 3位 佐藤選手 4位 若杉選手 5位 矢嶋選手 6位 木間選手




見事、嶋貫彰一選手連覇!その強さにはもうため息しか出ない。トライアルを落とし「波乱の幕開けか?」と噂されたシリーズ戦も、2位と12ポイントの差をつけ、圧倒的な力を見せつけた。そして2位3位と続いたのは、王者の座を全力で狙っていたゴールドゼッケン新野選手、佐藤選手だった。この二人も、相変わらずの強さを今年一年を通して見せてくれたように思う。
4位の若杉選手も、ポイントで見れば3位佐藤選手と3ポイント差のところまで来ていた。惜しい!矢嶋選手、木沼選手共々、シリーズ後半の成績が素晴らしく、来年の上位を是非狙ってほしいところだ。

各受賞者にはK-PRODUCTSから豪華賞品と、優勝者には賞金10万円、準優勝者には5万円、第3位には2万円が贈られた。皆さんおめでとうございます!

▼競技委員長小野氏からの総評を、並びにK-PRO代表から来年のMCJについて

シリーズを通して、参加している選手たちの技術がどんどん上手くなっている。だから、トライアルのコースも考えに考えを重ねて作るようになっている、と小野氏。来年もぜひ参加してほしいとのこと。

大会委員長のK-PRO今代表は、来年からはまた若干の変更をふまえつつ、より参加競技者が安全に正しいレースを開催できるよう、少しずつより良い大会に育てていきたいとコメント。参加台数はまだまだ少ないけれども、参加した人が満足してまた来てくれるような大会を来年も作っていくと述べた。


今シーズンも大きな事故や怪我もなく、無事に終了することができました。 来シーズンもK-PRODUCTS一同、精一杯努力して参りますので、 何卒お引き立てのほど宜しくお願いいたします!

これにてMCJCUP2016、閉幕!
来年のMCJに乞うご期待!



今大会の結果はこちらから!
エキスパートクラス / ビギナークラス
(最終更新:2016/10/20)

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