イベント > Most Clever Jimnist Cup 2016 第1戦
今年もやってきた、K-PRODUCTS主催のイベント「MCJカップ」!
昨年度に引き続き山形県小国町【AREA-D】に続々とジムニーが集結。
今年から大会レギュレーションが少々変更となり、車両を複数人で共有するダブルエントリーが認められた。
大会常連の強者に加え、初参加のジムニストも続々現れ、今年も見逃せないシリーズが今年も始まった。
▼当日天気は雨 晴れることの方が少ないMCJ
▼主催代表の今と競技委員長の小野勝重氏より挨拶
▼真剣な面持ちで大会説明を聞く選手ら
今回のセクションは前大会同様、合計6セクション。
まずビギナークラスが第1~第3セクションを走行し、そののち、エキスパートクラスへと続く。
今回のビギナークラスには4名の選手がエントリー。
まずは小手調べといったようなコース。雨のせいで泥の地面に視線が行きがちだが、
確実に正確なコース取りで行けばそれほど苦戦はしないだろう。まずはここから、といったところだ。
▼Wエントリーで参加の吉岡選手、入念なコースチェック
▼バックの減点はなるべく避けたいところ
▼アップダウンも軽めの第1セクション
ぐっと難易度が上がる第2セクション。狭いカーブに急な斜面があるため、
制限がある中でゴールへの道を見つけなくてはならない。
容赦なく降ってくる雨のせいでタイヤが思うように動かず苦戦する場面も。
▼手前から奥へ進み、一回りするカーブのコース
▼高い段差から一気にゴールは困難
▼コース全体に水が溜まっている
▼カーブ手前のぬかるみに後輪をとられてしまうと厄介!
ビギナーコース、トライアル部門ラストの第3セクション。
アップダウンはあるが、それほど路面の状態も悪くない。
コースの流れをつかみ、いかに正確なハンドリングができるかが勝負どころ。
▼テープやポールに気を付けて…。
▼慎重に、正確なテクニックが必要
▼今回ビギナー初参加の内田選手、減点無しの好タイム
ビギナークラスに引き続き、エキスパートクラスへ。
道は狭いがそれほど難しい箇所は無いので、いかに無駄のないコース取りができるかがポイントだ。
▼第一走者は今回Wエントリーの木間選手
▼慎重に、正確なテクニックが必要
▼大回りになると、テープ&ポールが迫る…
▼ゴールド1の嶋貫選手、平均40秒程のコースを19秒でゴール
今回の2secはビギナー、エキスパートともに難関だった。
スタートしてすぐに深い溝のV字ゾーンが登場。
溝にがっつりとタイヤを入れてしまうと、傾きのために車体に安定感がなくなってしまう。
溝を通るもの、V字を避けて通ろうとする者、様々。
ゼッケン8番の若杉選手はこのコースをなんと17秒でクリア。お見事!
▼2secの難関、急なV字ゾーンが選手の頭を悩ませる
▼途中に埋められた障害物もうまく避けなくてはいけない
▼奥のぬかるみも選手を苦しめる 減点やDNFが目立った
▼嶋貫選手、圧巻のV字渡り
高低差のある3secの肝は、タイヤをとられるとなかなか抜け出せない泥。
後続が続けば続く程、泥にはまれば抜け出すのは至難の業だ。
どれだけ正確にコース取りができるかが好タイムの鍵と言えるだろう。
▼このあたりから雨脚も強まった
▼停止やバックによる減点の声が響く
▼コースの中間で詰まる姿が多く見られた
▼前輪が回ってしまいなかなか進めない、なんてことも
▼レース後半、スピードダート。全員で歩きながらのコース確認。
4-6セクションは、同じルートを3周するシンプルなもの。
ただし、強まる雨脚のせいで路面は滑りやすくなっているため、
晴天時のようなスピードは出せない。
尚且つ、コース中盤はくねくねと曲がった小さいカーブの連続となっているため、
コース取りが重要なセクションと言えるだろう。
▼最後のセクションに入り、ラストスパート!
▼ラスト6secで、折り返し部分のカーブのぬかるみが落とし穴となる…
▼深いぬかるみの部分でタイヤを進めてしまうと、身動きが取れない事態に
▼より慎重に、かつ正確なコース取りで、走る、走る!
今回の戦績は以下の通り、
【ビギナークラス】
1位 内田選手 2位 四関選手 3位 前河選手
なんと内田選手、初MCJでビギナー1位を獲得。お見事!
【エキスパートクラス】
1位 嶋貫選手 2位 新野選手 3位 豊田選手 4位 若杉選手 5位 松本選手 6位 新保選手
となった。
エキスパートクラス1位及び2位はゴールドゼッケンのお2人。
昨年度ビギナークラスで参加されていた松本選手が今年度からエキスパートクラスへ。
堂々のランクインを果たし、今後の展開も一層期待したいところだ。
▼閉会式での代表・今の挨拶
MCJカップ、シリーズ戦は全4回。そのうちの第1戦が幕を閉じ、次の第2戦は6月だ。
それぞれの獲得ポイントが加算されて一番ポイントの多かった人間が今年の覇者となる。
今年三回目となるMCJカップだが、第一回・第二回ともにチャンピオンの座に輝いた嶋貫選手・・・。
嶋貫選手を追い越し、更なる強者は果たして現れるのか―?