イベント > Most Clever Jimnist Cup 2015 第2戦
今回もセクションは合計6セクション。
路面状況を考慮したコース設定となり、通常のトライアルセクションとは
一風変わったものとなっている。
第1戦と同様にビギナークラスからセクションを走り、
その後エキスパートクラス(一般)が走る流れだが、
今回はビギナー、エキスパート共に同じコース設定のセクションに挑戦となる。
円形に囲われたモーグル主体のコース内に、テープがちりばめられた第一セクション。
一見、そこまで難易度が高そうには見えないコースだが、
かなり大きな凸凹や水たまり、狙えそうなところにこっそり設置されたテープと、
何度もバック減点を取られたり、テープ・ポールタッチをしてしまう選手が続出した。
第二セクションは、スタート直後の急な下り坂と、進路内に設置されたテープを避けながら進むコース。
最初の下り坂でうまくハンドルを切らないと、テープが目前に・・・!
ここでゴールドゼッケンの選手がまさかのテープタッチ!
大きく順位が変わりそうな展開に。
第三セクションは第一セクションと似たような設定。
大きく違うのは、必ず通らなければならない箇所が深い溝の急激なコーナーになっている点。
外側から見ると「あんなところ曲がれるのか?」と思うような場所だが、
実はうまく溝に入るとキレイに曲がることができる。
実際、多くの選手はこの場所であまり躓いていない。
DNFとなる選手は他のセクションより少なく、減点0-2程でクリアする選手が多かった。
前回総合優勝の嶋貫選手は、第一、第二セクションを減点0で進んだが、
このセクションで誰も通っていないラインを進み、見事に溝エリアでハマってしまい減点4となった。
お馴染みの外周フラットダート。
合計3セクションを、1セクションごとに微妙にコースを変えてタイムを競う。
前大会及び第一戦で泥濘の難所となっていた第一コーナーは、コース整備によって整地された。
だが、降りやまない雨によりかなり滑るため、ここで失速してしまう選手が続出。
いかにコーナーを失速せずクリアするかが鍵となっていた。
今大会で目立っていた古沢選手。トライアルもスピードダートも安定した走りを見せていた。
今回の戦績は以下の通り、
【ビギナークラス】
1位 松本選手 2位 狐塚選手 3位 四関選手
【エキスパートクラス】
1位嶋貫選手、2位新野選手、3位古沢選手、4位若杉選手、5位豊田選手、6位佐藤選手。
となった。
※皆様にお詫び申し上げます。
当日成績集計にミスがあり、4位豊田選手、5位若杉選手とお伝えいたしましたが、
正確な順位は【4位若杉選手、5位豊田選手】でした。
両選手をはじめ、参加者の皆様にはご迷惑をおかけして、大変申し訳ございませんでした。
今後はMCJ競技専用システムを導入し管理していきますので、何卒宜しくお願いいたします。
1位及び2位はゴールドゼッケンの2人。
なんと前大会3位のゴールドゼッケン佐藤選手が6位となり、3位に古沢選手が食い込んだ。
今年のMCJカップは残り2戦。
今大会の古沢選手のように、ゴールドゼッケンを抜いて上位に入り込む選手がいてもおかしくない。
次回ますます盛り上がるであろう8月の第3戦に乞うご期待!