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2014年10月26日
第11回Kプロジムニーミーティング レポート
寒さに負けず、ジムニーミーティング開催!
今年で第11回目を迎えるジムニーミーティング!
Kプロ主催の、今年最後のイベントです。
今回の参加台数は合計15台!
お昼には山形名物も用意しています!
最後まで楽しんでいってくださいね!
今回のジムニーミーティングはトライアルセクションを2つ、
スピードトライアルのセクションを2つの合計4セクションでの構成です。
各セクションを2本ずつ走ります。
トライアルセクション!
まずはトライアルセクションからスタート!
どのセクションにも言えることですが、先月まで開催していたMCJカップの時よりも
コース設定はちょ~っと甘め。
走り切れる事が大前提で、減点をいかに少なくできるかがポイントです。
ちなみに減点数が同じの場合、走り切った時のタイムで順位が決まるので
上位を狙っている方はタイムも気にした方がいいかも・・!?
第一セクションはコース真ん中を利用したアップダウンの激しいセクション。
勢いをつけすぎると、登った先の切り返しで余計なバックが必要になり、タイムロスにも繋がります。
2つめの傾斜を登ったところで、ほぼすべての人が切り返しによるバック減点を受ける中、
1本目を減点0(クリーン)でクリアしたのは新潟の若杉選手と安部選手。
上位を狙うなら減点0が大前提になってきました・・・!
とはいえ、2本目でもなかなかクリーンは出ない、、、そんな時!
勢いよく傾斜を登り、切り返しすることもなく下ってくる一台の車が!
JB23で出場の古沢選手!見てるこっちが心配になるような勢いでゴールしたそのタイムは、
なんと21秒65!1本目の最高タイム31秒37を約10秒も縮め、堂々一位に!
スピード勝負じゃぁ黙っていない、豊田選手も29秒という好タイムを出すも、
古沢選手には及ばず…アナウンスからも「古沢ライン」なんて名前がついていました。
つづく第二セクションはモーグル続きのコース。
モーグルの終わりまで進んだ後、ぐるっと回ってゴールします。
鬼門となったのがそのぐるっと回るココ。
各選手テールスライド等のテクニックを駆使しながら減点0を目指してターンするも、
最後の最後でフロントも流されてしまい結局バック減点1。
MCJカップ総合優勝の嶋貫選手もこれにはお手上げ…?
コースの仕様上、バック1点には目をつむってタイムの短縮に集中すべき?
唯一減点0で抜けてきたのは白いJA11に乗る本田選手。絶妙なライン読みで、見事セクション1位に。
たくさん食べて、午後の競技へ!
さてさて!お待ちかねのお昼ごはんです!
料理長は「やっさん」こと伊藤(恭)!
料理の上手さには定評があります。
本日のメニューはカレー&芋煮です
山形と言えばやっぱり芋煮ですよね!
あったかい汁が身にしみます。
「子供たちにはちょっと辛いかなー?」なんて心配していましたが、
ご満足いただけた様で安心です!
腹ごしらえしたら、午後のレースのはじまりです!
スピード勝負!
午後はスピードトライアルセクションが二つ。
MCJカップの様に外周を走る、ということはなく
コース内側のモーグル部分を使ったちょっとテクニカルなコース設定に。
第三セクションはモーグル、傾斜をぬけ、本部前のゴールまでのスピードを競うセクション。
傾斜を抜けてからのゴールまでのストレートのスピードも重要ですが、
一番はモーグルエリアをいかに早く抜けるか!が最も重要なセクション。
スピードを出そうとアクセルを踏むと、車体が跳ねてかえって前に進まない!
モーグルに合わせたアクセルワークが必要です。
とはいえ、ポールタッチ&テープタッチ以外は特に減点の無いスピード競技!
スピード競技となれば黙ってはいない選手は多々おります…
様子見を兼ねた一本目、トップタイムを出したのはやっぱりこの人!豊田選手。
他選手が16~18秒の中唯一の15秒台をマーク!
でも本番は二本目からか…!?
二本目の1番手、佐藤さんが早速タイムを更新!
豊田選手の15秒75に対して15秒16!これは決まったか…!?
他選手も一本目の記録を大きく更新し、平均タイムも縮んでいきます。
そして迎える豊田選手の二本目、抜かれた記録を再び更新!
タイムは驚きの14秒台!!
次順の新野選手も15秒28と健闘しましたが、おしくも一歩及ばず…
流石に14秒台を超えるタイムはでませんでした。
走行中、ちょっと嫌~な音がした梅津選手のJB33
マシンの方は大丈夫…?
第四セクションは本日のメインイベント!
こちらもスピードトライアルのセクションなのですが、
決められたマーカーを三つ、左後ろのタイヤで踏んでからゴールしなければならない
トライアルセクションになっています!
流れ的にはストレートからV字エリアを抜け、
トライアルエリアでマーカーを3つ踏んでのゴールです。
1本あたりの制限時間は5分間。
トライアルエリア内ではバックや停止での減点は当然ありません。
自由なラインでマーカーを狙ってもらってOKです!
マーカーに触れればスタッフが「ポイント!」と発声し青旗をあげます。
逆に言うとスタッフが「ポイント」と言わなければマーカーには触れられてません。
ちなみに一つでも踏まないでゴールするとその時点で失格ですのでご注意を!
狙うラインが自由という事もあり、
他選手の見学はNG。
自分の思ったラインでマーカーを狙って下さい!
このセクションも2本あるので、1本目に色々試してみるのもいいかもしれません。
いつものように決まったラインがあるわけではないため、
慣れない人はライン決めに四苦八苦。
ここだ!と思ってもあと数cm届いていない、なんてこともしばしば。
見ているこっちは非常にもどかしいのですが、
アドバイスは禁止されているので黙って見ています。
近づけば当然車内からマーカーは見えないため、
近づく前に良く位置を確認、把握しておくといいのかも?
豊田選手は運転席側でマーカーを確認した後、一度バックして踏んでいく堅実なスタイル。
フロントから狙っていく選手もいれば、バックで狙う選手もいて、
各選手の特性がわかれる面白いセクションだったと思います。
惜しくもタイムオーバーになってしまった高野選手。
「もう少し左!」と思わず言ってしまいたくなります…;
狙いすぎるとポールタッチ!…なんてことも!
ちなみにタイムはと言うと
ほぼすべての選手が1本目よりも2本目のタイムがかなーり短縮されていました。
特に新野選手は4分37秒→1分38秒と驚異的な伸び。
選手の実力的にみて、位置さえ把握してしまえばタイム短縮は容易だったようです。
このセクション1位は豊田選手!
1本目でマーカーの位置を完全に把握し、2本目はほぼ無駄のない動きでスムーズにクリアしました。
オープン参加だったSJ30の松井選手。
トライアルが得意なこともあり、各コースで好成績を残していた。
今年最後のイベントも終わり…
結果発表!
左から
2位 佐藤選手、1位 古沢選手、3位 豊田選手、4位 新野選手、5位 矢嶋選手、6位 若杉選手
古沢選手は第一セクションでの記録もそうでしたが、
他のセクションでも上位に食い込み、初の表彰台となりました。
おめでとうございます!!
選手内からも「世代交代かなぁ?」なんて声も。
MCJカップよりも緩めな感じで開催されたジムニーミーティング。
誰でも気軽に楽しめるようなイベントですので、
今年参加出来なかった皆さん!来年は是非!
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