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2011年6月4日 6HR耐久レース in 柏崎
6HR耐久レース in 柏崎
6時間耐久レース。口で言うのは簡単ですがすごく過酷なレースなのは言うまでもありません。
6時間走り続けるわけですから、ドライバーの体力、テクニック、マシンの状態、性能全てが大きく関わってきます。
車の状態を万全にしていても、何が起こるかわからないレース…ピットインした時の作業の速さもとても重要です。
「マシンの調子が悪いとそれを言い訳に出来てしまう。
だからこれ以上は無いくらいの最高の状態にマシンを仕上げてレースに出る。」
社長はそう言っていました。
毎日深夜まで作業が続きます…
最後まで入念にチェックし、後は出発を待つだけです!
出発の時!
大会前日、社長と整備チームは出発です。
積載車に青い戦闘と荷物を積み込みます。
夕日に映える社長の11がカッコいいです…
部品取り用の黒いJA11には荷物がギッシリw
密着取材もあるそうで、早速撮影されていました。
6時間耐久レース…この先何が待ち受けているのか…
試走と調整
自分たち撮影チームも朝3時に出発し6時過ぎには何とか到着;急いでテントを設置します。
レースに向けての最終調整や試走が行なわれ、
チームコーチ・アドバイザーである小野勝重氏からは、様々なアドバイスを頂きました。
ドライバーの方も整備の方も、真剣に話を聞いています。
今回K-PRODUCTSから出場するのは以下のメンバー
class1
No.3 木村・新野
No.4 安部・塩田
No.5 伊藤・嶋貫
class2
No.12 社長
No.13 小野さん・榊原さん
準備が整い次第、開会式へ向かいます!
開会式
開会式の様子です。
撮影チームの自分まで緊張してきました。
自分にできるのは応援と、大会の様子をしっかり記録することくらいしかないので…
出来ることで協力するのみです!
皆さん頑張ってください!!
各車スタート!
コースに車が並びます…
各車一斉にスタート!
土煙を上げ、マフラー、エンジン音を響かせながらレースが始まりました。
レース前半
6時間耐久レース、走り始めたばかりとあって、コースもまだまだ荒れていません。
社長の青い戦闘機も絶好調…!
「あんなにトバして大丈夫なのか」と思うくらいブッ飛ばしてたように見えましたw
後から聞いたのですが、それでも全力じゃなかったとか…;
初めて見るジムニーの大会…こんなにスピード感と迫力があるものだとは思いませんでした。
レース開始から三十分たった辺りでしょうか、社長の車が接触!!!
一瞬ドキッっとしましたが…何事もなくて良かったです;;
補給と修理と
ガソリンが足りない!という事で撮影チームはガソリンの買いだし係に。
他の方にも協力していただきました;;
問題はガソリンだけでなく、何時間もオフを走ればいろいろ壊れるものも出てきました;
社長のJA11はプラグコードが焼け、交換しても30分ほどでまた焼けてしまい、マフラーから黒煙を吐きながら走行する場面も;
ショックが折れたりリーフが折れたりする車輌もあり、6時間耐久レースの厳しさを見せつけられます…。
転倒し、ボンネットを外した状態で走る車も…
開始から4時間たった時点の順位は
class1
1位 No,06 151週
2位 No,03 142週 新野・木村
3位 No,05 135週 伊藤・嶋貫
class2
1位 No,13 140週 小野さん・榊原さん
2位 No,14 138週
3位 No,15 136週
社長は4位で3位とわずか1週差の135週!
後2時間!まだまだ勝負はわかりません!
レース後半
リタイアする車もあり、コースも大きな轍が目立ちます。
カメラで車輌を追っていても、轍に入ると車輌が見えなくなるくらいです;;
もう轍というか大きな段差というか…
止まりそうになりながらも走ります…
残り三十分…!
この時点でクラス別順位では社長は1位…!
ですが2,3位との差はわずか1週…!
チームの車輌からもなんだか嫌な音が聞こえてきます…
完走まで…何とか…!
最後の最後まで
最後の最後まで勝負はわかりません…
気付くと伊藤・嶋貫チームのJA11がコースの真ん中で止まっていました。
一瞬動いたようにも見えましたが…それからエンジンがかかることはありませんでした…
それから数分後…
ラスト1分あるか無いか、そんな時。
社長のJA11が
止まりました…
なんだかすごく切ない気持ちになりました
なんとか動いてくれないか…!
思いも空しく、牽引されながらピットに帰還…惜しかった…。
走り切ることは出来ませんでしたが、十分に結果は残せたと思います。
レースの結果
閉会式。
class1では
新野・木村が1位
安部・塩田が2位
class2では
小野さん・榊原さんが3位でした。
初めてジムニーの大会を見た自分でしたが、何より一番強く思ったのは「自分も乗りたい…!」でした。
MTどころかATの運転すら自信無いような奴ですが、気持ちさえあればその辺はなんとか…!
整備チームにとっても撮影チームにとっても、今回の大会はとてもいい経験になったと思います。
不思議なもので、レース直後は「惜しかったなぁ…」なんて言っても
もう皆の頭の中は次の大会の事でいっぱいなんですよね。
「次は勝つ」「次は勝てる」そんな言葉が行きかっていました。
でもそう思うのはうちのチームだけではないハズ…!
負けてられません!
皆さん大会お疲れさまでした!!
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